27日、東京地裁で行われたいすゞ自動車非正規切り裁判に傍聴しました。
いすゞは、2002年10月に生産部門の正社員約2500人を偽装請負労働者に置き換えた後、「期間」「派遣」などと労働者の地位を変転させ、不当な収益をあげました。そして、リーマン・ショック後09年に、約1600人の「非正規切り」を強行しました。
職場では、体調を崩す方、精神的に病んでしまう方が後を絶たないということです。
「裁判に立ち上がった人たちは、決して鋼のような強い精神の持ち主ということではない。しかし、こんなことが許されていいのか。止むに止まれぬ思いで立ち上がっている。皆さんにも、この思いに是非共感して、力を貸してほしい」
支援するSさんは、切々と訴えられました。
このいすゞの顛末は、連載小説としてしんぶん「赤旗」に掲載された、島田一 氏著「時の行路」に詳しく描かれています。その費用の一部は、裁判闘争の支援になるということですので、ぜひ多くの人にご協力いただきたいと思います。
人をモノ扱いする企業に、未来はないと思います。
たとえ、TPP参加によって関税がかからなくなり、輸出がしやすくなっても、人を大切にしない会社が作った製品は、市場から駆逐されていくでしょう。
人を大切にして、人々の中に眠る可能性を引き出し、より付加価値の高いものを生み出せる会社、その会社にしかない価値を生み出し世界から選ばれる製品を作る会社こそこの混迷する時代を切り開くことができるのではないでしょうか。





