活動レポート

川崎社会保険病院の4月からの移行について(予算審査特別委員会)

2013年3月12日

(佐野よしあき)
川崎社会保険病院の4月からの移行について伺います。

まず、現在入院されている患者数について伺います。4月以降、運営主体が変わるわけですが、現在の手続き状況について、病院開設許可等、必要な手続きはどのようになっているのか、手続きの内容とその進捗状況について伺います。

開設準備室が設置され、準備が進められてきましたが、直前まで手続きが終わっていない理由について伺います。

(健康福祉局長)
川崎社会保険病院の入院患者数等についての御質問でございますが、初めに、3月1日現在、同病院には、16名の患者が入院しております。

次に、病院開設許可等につきましては、同病院の運営を継承する医療法人社団葵会は、2月末に医療法の定めるところにより、川崎南部病院としての病院開設許可を取得しておりますので、現在、構造設備使用許可の申請を受理し、審査しております。

また、これらの諸手続きにつきましては、現に治療を受けている患者への影響などを極力回避するため、施設の制約の中で、現経営主体との調整を行う必要があったことから、時間を要しておりますが、3月末日までには、完了する見込みとなっております。

(佐野よしあき)
現経営主体との引継ぎに時間を要していることを手続きが遅れた理由にしていますが、どうも納得ができません。

4月以降、譲渡条件に基づいて運営されるということですが、医師、看護師の確保は、並大抵のことではできないと思いますが、4月以降、ケアミックス型病院として維持できるのか、見解を伺います。

(健康福祉局長)
医療従事者の確保等についての御質問でございますが、葵会では、地域の医療ニーズに応じて、医療従事者の確保等、準備が整った診療科目から逐次診療を開始することとしております。

また、譲渡条件では、譲渡後1年以内に救急医療を、1年以内に308床を稼働させることとされておりますので、この段階において、同病院が本格的なケアミックス型病院として、機能するものと考えております。

(佐野よしあき)
現在入院されている患者は、重篤な方が多く、転院することによって亡くなることが、非常に危惧されます。繰り返し主張されてきたように、地域医療が中断することのないように万全を期すべきですが、川崎市としてどのような対応を検討しているのか伺います。

(健康福祉局長)
川崎南部病院への対応についての御質問でございますが、本市といたしましては、地元町内会や川崎地域医療審議会の御意見をいただきながら、葵会が譲渡条件をしっかりと遵守するよう、譲渡契約の当事者である独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構に対して、監督と指導を求めるとともに、同病院が本市の南部地区における地域医療の拠点の一つとして、患者の病状や安全に配慮しつつ、極力早期に医療機能を再生させるよう、療養病床の整備など、指導と支援を行ってまいります。

(佐野よしあき)
入院患者さんは、転院によって亡くなってしまうことが大変危惧されますので、休診ということにならないよう、医療を絶対に継続させるという決意を持って臨んでいただきたいと思います。