ちょっと一言

「基礎が弱いぞがんばれ!」というポスターを見て、基礎学力が強くなるというのだろうか?

2014年12月16日

 

先日学校を訪れた時に、このようなポスター(A3版)を目にしました。黒岩知事名で、小中学生へ「基礎が弱いぞがんばれ」と書いてある。

はぁ?

先生に聞いてもなんの効果があるのか、答えられる先生はいません。

こんな印刷物にかけるお金があったら、教材費に回してもらったほうがよっぽど基礎力アップにつながるのではないか。税金の無駄遣いではないか。

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そもそも、子どもたちの基礎学力を心配するなら、子どもたち一人ひとりに心を寄せられる教育環境の充実にこそ目を向けるべきではないでしょうか。

直近の調査でも、神奈川県は、人口1000人当たりの教職員数が全国2番目に少なく、教育内容の変更による授業時間の増加と給食費や教材費の未納徴収業務、いろいろな報告書など次から次へと事務作業に追われている中でも、子どもたちに少しでもわかりやすくと毎日、夜中9時10時と残業をして、身を細め、骨を削って、心をすり減らして頑張っているのです。

本当に涙がこぼれます!

そういう先生方の苦労を何もわからないで、ただ「基礎が弱いぞ、がんばれ!」というのは、行政の長として課題解決のための第一歩である現状認識が皆無なのではないでしょうか。

基礎が弱いのは、子どもたちではなく、黒岩知事の方ではないか。そのことについて、議会でも何も問題にならないのは、どういうことか?

子どもを持つ親として、神奈川県行政の水準の低さにがっかりである。