ちょっと一言

最先端医療施設を見学して思うこと

2015年10月20日

先日、京急小島新田駅前にあるAOI国際病院(旧川崎社会保険病院)にハイブリッドオペ室の完成披露会に参加しました。同病院は、東京圏国家戦略特別区域における国家戦略特別区域高度医療提供事業を実施する医療機関として選定され、「医療観光」など、外国人を対象にした外国人医師による高度医療を行える病院を目指しています。

私は、産業道路から海側の地域にとって欠かせないケアミックス(急性期から療養期まで一貫した看護を行う)病院として、安定的な医療の提供を心から望んでいますが、医師、看護師の不足が解消し切れていない、言わば、病院経営が不安定な現状において、多額の資金投資が病院経営を圧迫しないのかという懸念を持っています。病院関係者は、地域医療に欠かせない施設として導入したと述べていました。引き続き今後の動向を見守っていきたいと思います。

視察後の歓談の場でたまたま出会った方とのお話が印象に残りました。

その方のおっしゃるには、医療技術の進歩で命が助かるケースが増える一方で、認知症の高齢者が増え続けることに対して、どうするのかが問題だということです。私は、「医療の進歩は、素晴らしいことです。その長らえた命をどうその人らしく全うされるのか、それは、まさに政治の仕事だと思いますとお答えしました。命が長らえても、『こんなに長生きするんじゃなかった』と言われるような社会を変えていくのが、政治の務めではないかと思います」とお話しました。その方は、私の話に共感されていました。