ちょっと一言

Compassion and Generosity (思いやりと寛容)

2010年4月7日

 

「パッチ・アダムス」という映画のモデルとなった、ハンターアダムスさんの番組を見ました。

クラウニングという、クラウン(道化師)が病院を訪れ、愛とユーモアによって患者さんを病気もその人の一部として、人をまるごと大事にする活動に、強く心が引かれました。

クラウニングの創始者として世界的に有名だそうです。

どうしてこのようなことを考えたのだろう。

その背景には、映画ではユーモアの部分しか描けないハリウッドの商業路線に隠れ、描ききれない高い理想に向かおうとするアダムスさんの姿勢が貫かれていることが分かりました。

権威主義に満ちビジネス化した現代医療に疑問を抱き、人を思いやる医療本来の姿を取り戻そうとするしっかりとしたバックボーンが貫かれていたのです。

クラウン(道化師)の姿からは、分からない深い課題認識と、あるべき姿を求める高い理想があることが分かりました。

「私のクラウニングの秘訣を伝授しましょう。至って簡単です。自分が今日から、人を大切にしよう、仲良くしようと意思を持って、それを行動に移せばいい」

私自身も、いろいろな人間関係の中で、そう純粋に生きることができない中で、
大切な一事にまっすぐに命を燃やし続ける姿に、忘れていた大切なものを気付かせていただいたように感じます。

番組の中で、アダムスさんは、未来を切り開くキーワードを聞かれて、
Compassion    and    Generosity
(思いやりと寛容)

という言葉を色紙に書きました。

今日の世界を動かしているのは、強欲と支配欲という言葉に表すことができる。
その言葉に象徴される価値基準が、人類を滅ぼそうとしている。

その言葉他の二つの言葉で置き換えましょう。

思いやりと寛容という言葉になると、説明していました。

「その価値基準が私達の未来を切り開く」と説明していました。

病気もその人の一部として、まるごと人を大事にする医療のあり方に、
深い共感を覚えました。
そして、こういう考え方が、今後の医療の中で生かされることを願わずにはいられませんでした。