議会活動報告

2008年第1回市議会(3月議会)認知症高齢者の現状つかみ対策を

2008年4月8日

2008,04,08,Tuesday

佐野仁昭市議は川崎市議会予算審査特別委員会で3月11日、認知症高齢者対策について質問しました。

佐野議員は、認知症のお年寄りを介護する家族から寄せられた相談内容を紹介。「かけがえのない家族のために何とかこらえて介護を続けてきたが、いっそ一緒に死ねたらどんなにいいかと思いつめている。せめて、入れる施設があればいいのだが、いったい福祉ってなんですか。行政は何をしてくれるのですか」と涙ながらに訴えられ、実際に、ご相談を受け、取り組んでみて、改めて認知症高齢者の置かれている実態の深刻さと、行政がまったく当事者の現状をつかんでいないことが明らかになりました。

現在、川崎市内の認知症高齢者は、推計値で約14,000人、5年前との比較で約3,500人増加と見込んでいます。しかし、川崎市では、介護保険の対応にとどまっており、認知症対策を個別具体的な問題として取り組まれていません。

佐野議員は、施設整備と、認知症高齢者の受け入れ事業者の不足について改善するよう対応を求めました。

また、深刻な介護事業所不足の現状に対して、人件費補助制度などを検討すべきではないかと質問しました。

長谷川忠司健康福祉局長は、「第4期介護保険事業計画・高齢者保健福祉計画」策定の中で検討してまいりたいとの答弁にとどまりました。

佐野議員は、必要な人材を配置することや、介護関連事業所へのアンケートなどを実施し、実態調査を行うよう求めました。